IKUMA  - Artesão de couro -(革職人)

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コバ の処理(切り目本磨き)

こんにちは。 IKUMA です。

コバ  ってなかなか聞かない単語ではないでしょうか?

コバとは革の断面のことで、漢字で「木端」と書きます。裁断面が木の切れ端に見えることが由来です。
コバを処理すると耐久性があがりますし、見た目もしまって上品にみえます。

コバの処理方法はいくつかあります。


今回は「切り目本磨き」というコバの処理について説明してゆきます。

二枚の革のはぎれです。
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接着剤を二枚のはぎれの床面(裏側)に塗ります。(接着剤は薄く塗るとコバがキレイに仕上がります。)
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接着剤が乾いたら二枚を張り合わせます。
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革包丁で断面を切りそろえます。
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切りそろえた断面です。
IMG_9216.jpg

五種類ほどのやすりを使ってコバ(断面)を削っていゆきます。左から右に向かってやすりの番手が細かくなってゆきます。
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コバが滑らかになってきたらコバ処理剤という薬剤を塗ります。
IMG_9219.jpg

布でコバをこすって磨いてゆきます。
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やすりで削ってコバ処理剤で磨く という工程を4、5回繰り返すとコバが滑らかになり光沢がでてきます。二枚の革の境目がほとんどわからなくなります。
この状態でも木端の耐久性は高いですが、さらに「捻」という工具を使って焼きしめてゆきます。
IMG_9224.jpg

捻 をアルコールランプで熱します。
IMG_9226.jpg
捻 の先端の写真
IMG_9227.jpg

コバに捻をあてます。
IMG_9228.jpg

最後にもう一度、やすりをかけコバ処理剤で磨きます。
最初の状態と比べてみると一目瞭然です。
IMG_9216.jpg
IMG_9230.jpg


以上が切り目本磨き です。
非常に手間がかかる方法なのですがピカピカに輝くコバは作品に高級感を与えてくれます。
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